「フリーランスの人の平均年収はどれくらいかな?」
「会社員よりもフリーランスのほうが年収いいって本当?」
「稼いでいるフリーランスの人ってどんな人?」
そのようにに思う学生や会社員の人は多いはずです。
実際にフリーランスは努力次第で会社員より稼ぐことは可能です。
年収1,000万円を稼ぐ人もいます。
そこで本記事では、人には直接聞けないフリーランスの年収事情を徹底調査します。
具体的な年収アップ方法も解説するので、これからフリーランスで活躍したい人はぜひ参考にしてください。
フリーランスの平均年収は?
フリーランスといっても職種はさまざまです。
この項目では、フリーランスの職種別に年収を解説します。
①エンジニア系の平均年収
フリーランスエンジニアの世代別の年収は以下の通りです。
年代 | 平均年収 |
20代 | 700万円 |
30代 | 800万円 |
40代 | 860万円 |
50代 | 630万円 |
40代の平均年収が、一番高い結果です。
月収でいうと、約60~90万円のシステムエンジニアの割合が多くなっています。
会社員エンジニアの平均年収は、起業や個人のスキルにより異なりますが約600万円です。
フリーランスの年収が高い理由は、会社員と違い年功序列ではないため努力次第で年収アップが期待できるからです。
実力を活かし、会社員より高い報酬を得られるフリーランスエンジニアは魅力的ですね。
②デザイナー系の平均年収
年代別によるグラフィックデザイナーの平均年収は、以下の通りです。
年齢 | 年収 |
20代 | 296万円 |
30代 | 356万円 |
40代 | 389万円 |
50代~ | 414万円 |
フリーランスのグラフィックデザイナーの年収を見ると、会社員より年収が高い傾向にあります。
クリエイティブ系の職種においては、継続年数と報酬は比例しません。
デザイナーのみならず、プラスαでライティングなどの能力があれば報酬アップが期待できるでしょう。
③ライター系の平均年収
フリーランスの職種の中でも、ライターは気軽に始められるので人気です。
執筆系フリーランスにおける年収の割合をみてみましょう。
年収 | 割合 |
200万円未満 | 32% |
200~400万円 | 26.9% |
400~600万円 | 21.5% |
600~800万円 | 8.2% |
800万円~1,000万円 | 5.5% |
1,000万円以上 | 3.7% |
フリーランスのライターは、全体の30%が年収200万円未満という結果に。
ライターの平均年収は200万円から1,000万円以上と幅が広く、稼いでいる人とそうでない人が2極化しています。
④コンサルタント系の平均年収
フリーランスのコンサルタントの年収は、職種のレベルによって異なります。
案件種類別に、年収や単価の平均を調べてみました。
案件内容 | 平均年収 | 単価案件の目安 |
IT系 | 1,200万円~1,440万円 | 50~60万円 |
マーケティング | 600万円~1,920万円 | 50~160万円 |
業務改革 | 780万円~2,400万円 | 65~200万円 |
コンサルタントは、特定領域に関するプロとしての実績があれば高い報酬が期待できます。
高収入が魅力のコンサルタントですが、高度なスキルやノウハウをもっていることは大前提です。
営業力やコミュニケーションなど、他のスキルも必要になります。
⑤マーケティング系の平均年収
フリーランスWebマーケターの平均年収は、約540万円です。
オンラインマーケティングの需要が増えているため、フリーランスのWebマーケターを目指す人も増えてきました。
Webマーケターといっても、SEOマーケター、広告プランナー、SNSマーケターなどさまざまです。
イールドマーケティングのデジマブログがフリーランスWebマーケター300人へ実施したアンケート調査では「フリーランスWebマーケターになる前の会社員としての経験年数」は3年以上7年未満が33%で最多となりました。
会社員で培ったノウハウとスキルを活かし、フリーランスのWebマーケターで活躍する人が多いです。
フリーランスで年収1,000万円は目指せる
フリーランスで年収1,000万円は稼げます。
しかし年収1,000万円を稼ぐには、専門知識や高度なスキルのほか営業力やコミュニケーション能力が必須です。
総合的なスキルが伴わないと、年収1,000万円の壁は高いでしょう。
年収1,000万円を目指せるフリーランスの職業は以下の4つです。
- ITエンジニア
- コンサルタント
- 弁護士や司法書士、税理士などの法律系の専門職
- Webマーケター
では実際、年収に1,000万円だと手取り額はいくらになるのでしょうか。
年収1,000万円の人の手取り額は、概算で約770万円です。
個人が払う「税金」や「社会保険料」の金額は扶養控除などで異なります。
年収から引かれる額は、230万円程度です。
年間の手取り額は約770万円、月の手取りに換算すると約64万円になります。
フリーランスは自分のスキルや努力、営業次第で十分に年収1,000万円は狙えるでしょう。
しかし高収入を目指すためには、高いスキルや稼ぐポイントをおさえることが大切です。
フリーランスで収入をアップする方法3選
フリーランスで活躍したいなら、どのようにして収入アップしていけばよいのでしょうか。
こちらでは、フリーランスが収入アップする方法を4つ解説します。
①高度な知識やスキルを身につける
フリーランスがスキル不足だと、案件が受注できず継続して案件をもらうことは難しいです。
クオリティが低すぎる納品物を提出するとマイナス要因になり、クライアントから信用がなくなります。
高度な知識やスキルを身につけるには、インプットよりアウトプットの量を増やしましょう。
学習することは大切ですが、実際のクライアントワークで実践できなければ意味がありません。
急に高度な知識やスキルを身につけるのは難しいので、積み上げが大切です。
②低単価すぎる案件は受注しない
1日は24時間と限られているので、時間内で効率よく稼ぐには?と考えましょう。
フリーランスで活躍したばかりは、知識やスキルに自信がないので「少しでも報酬がもらえるなら……」と単価を考えずに受注することが多いです。
実績作りのために低単価で受けるのはよいですが、ずっと続けると消耗し疲れてしまいます。
仕事の価値は自分で作れるので、高単価の案件にもどんどん挑戦しましょう。
単価を上げるために何が必要か考え、営業数を増やし自分に合ったよい案件を獲得してください。
③クライアントとの信頼関係を築く
クライアントには誠実に、ていねいに対応しましょう。
信頼関係がしっかりしていると継続して仕事を依頼してもらえ、クライアント同士のつながりで好条件かつ高単価案件をもらえる可能性があります。
クライアントから信頼されるフリーランスの特徴は以下の通りです。
- 納期を厳守する
- 納品物のクオリティが高い
- メールやチャットのレスが早い
- コミュニケーションコストがかからない
わからないことを質問するのはよいですが、何度も同じ内容を聞き調べもせず質問ばかりしてくるフリーランスは信用されません。
クライアントとよい信頼関係を築けるフリーランスは、年収も右肩上がりになります。
フリーランスが年収を上げるには行動力が必要
フリーランスの年収は職種で異なり、専業・兼業によって年収のムラがあります。
フリーランスの働き方を選択する人は今後も増加していくでしょう。
会社員と違い自己管理を徹底しなければなりませんが、努力次第で年収を大幅アップすることは可能です。
「稼げるフリーランス」になるには、行動力や深い知識とスキルは必須です。
実績を積んで安定収入を確保し、収入アップのためにできることをおこないましょう。
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