フリーランスで活動していて、営業がうまくいかず、継続的に仕事を続けることに苦労した経験はありませんか。フリーランスが作業のかたわら、営業活動をするのは非常に大変です。そこでおすすめしたいのが、フリーランスエージェントの活用です。
「そもそもフリーランスエージェントってなんだろう」
「エージェントを利用できると、どのようなメリットがあるの?」
このように感じている方も多いのではないでしょうか。
本記事では、フリーランスエージェントの概要やメリット、利用する流れを紹介します。エージェントが活用できると、継続的な仕事の受注が期待できます。エージェントの活用方法が理解できる内容になっているので、ぜひ最後までご覧ください。
フリーランスエージェントとは
フリーランスエージェントとは、フリーランスとクライアントをつなぎ斡旋する会社です。エージェント会社に登録すると、要望に合わせた企業や案件を、登録者に代わって探してくれます。
報酬や勤務時間、リモートワークの有無などの希望をフリーランスエージェントに伝えます。その後はエージェントが営業活動を代行し、条件にマッチした案件があれば紹介を受けられるでしょう。
フリーランスは仕事をこなすのと同時に、営業活動を進める必要があります。エージェントを利用すれば、営業活動の大部分を任せることが可能です。
エージェント会社への登録は、無料の場合が多くあります。しかし、仕事を完了させ報酬をもらう際は、エージェント会社に仲介手数料を支払うことは覚えておきましょう。
フリーランスエージェントを利用する3つのメリット
フリーランスエージェントを利用する3つのメリットは、以下のとおりです。
- 営業活動を代行してもらえる
- 収入が安定しやすい
- クライアントとのトラブルに対処しやすい
1人で活動するフリーランスにとって、エージェントは頼もしい存在です。メリットについて、くわしく紹介します。
1.営業活動を代行してもらえる
フリーランスはエージェントに、営業活動を任せられます。作業に集中できるため、納品物のクオリティアップにつながるでしょう。
納品物のクオリティが上がると、クライアントに満足してもらえるため、継続的な仕事の発注につながります。また、単価のアップも見込めるため、収入の最大化が期待できるでしょう。
2.収入が安定しやすい
エージェントからは、案件の間でも仕事を紹介してもらえるため、収入が安定しやすいです。例えば、既存の案件が終了する2週間前には、次の仕事の情報提供がおこなわれることがあります。案件の終了前に次の仕事の契約ができれば、仕事のない期間を作らず、継続的な仕事が可能です。
長期的に継続できる案件をエージェントから紹介してもらうこともあります。継続案件では同じルールで仕事を続けられるため、作業効率が上がりやすいでしょう。結果、成果品を安定的に納品できるため、収入の安定化につながります。
3.クライアントとのトラブルに対処しやすい
エージェントを利用していると、クライアントとトラブルが発生しても、間に入って調整してくれます。例えばハラスメントがあった場合、直接クライアントとはやり取りしたくないところです。
エージェントを利用していれば間に入ってトラブルを解決してくれるため、フリーランスの心理的な負担や時間的な拘束が減ります。
フリーランスエージェントを利用する3つのデメリット
フリーランスエージェントを利用する3つのデメリットは、以下のとおりです。
- 手数料がかかる
- 案件獲得まで時間がかかる
- 働き方が制限されている案件が多い
デメリットを理解して、エージェントを活用する判断材料にしましょう。デメリットについて、くわしく紹介します。
1.手数料がかかる
エージェントから紹介された案件は、20%前後の仲介手数料がかかります。しかし、サポートを受けるメリットの方が大きい点の場合もあります。そのため「継続案件が獲得できる」「営業活動に疲弊している」など、費用以上のメリットが受けられるか、見極めることが大切です。
2.案件獲得まで時間がかかる
エージェントに登録し利用するには、以下の工程をふむため、案件獲得まで時間がかかります。
- スキルシートや職務経歴書などの各種書類の提出
- エージェントとの面談
- クライアントとの面談
面談も希望どおりの日でおこなえるとも限りません。すぐに案件が必要な人にとっては、エージェントの利用はデメリットです。
3.働き方が制限されている案件が多い
高単価案件や継続案件などの条件のよい仕事は、常駐勤務が多い傾向です。常駐勤務は、場所と時間が定められた勤務形態のことを指します。常駐勤務の案件では、フリーランスの働き方の特徴である、時間や場所に捕らわれずに働くことが難しいでしょう。自由な働き方を目指すのであれば、勤務形態に関する希望をエージェントへはっきりと伝えることが大切です。
※森本 ゴリフリのボタン
フリーランス初心者におすすめのエージェント3選
フリーランス初心者におすすめのエージェントを3つ紹介します。
- クラウドテック
- エミリーエンジニア
- FREE-DA
各社に特徴があるので、確認していきましょう。
1.クラウドテック
クラウドテックは、エンジニア・デザイナー・ライター向けのフリーランスエージェントです。リモートワークや週3日勤務など、多様な働き方にマッチした仕事がそろっています。
案件の提案を受けるところから契約締結まで、すべてオンラインで完結できるのが特徴です。稼働中の日々の勤怠管理など、わずらわしい事務作業もオンラインで簡単に入力ができます。はじめてエージェントを利用するフリーランスでも、気軽にはじめられるでしょう。
2.エミリーエンジニア
エミリーエンジニア利用者の、4人に1人がフリーランス初心者です。多くの初心者フリーランスが利用している実績があるため、エージェントをはじめて利用する場合でも、安心して利用できるでしょう。
また、実際に利用した方のインタビューが多く掲載されています。利用者の声から生の情報を入手できるので、自分に適したエージェントであるか検討できるでしょう。
3.FREE-DA
FREE-DAはITエンジニアやクリエイター向けのエージェントサービスです。特に案件が豊富なのは、以下のジャンルです。
- 金融
- ゲーム
- Webサービス
自分の得意分野が含まれている場合は、力を発揮しやすいでしょう。
また、報酬は月末締め翌日払いです。すぐにでも資金が必要な場合は、即日払いのサービスもあります。フリーランスになりたてで資金繰りが大変な場合は、有効に活用できるエージェントです。
フリーランスエージェントを利用する流れを4ステップで紹介
フリーランスエージェントを利用する流れは、以下の4ステップで進みます。
- Web で会員登録をおこなう
- 面談とヒアリングののち案件を紹介してもらう
- クライアントとの面談や契約の締結をする
- 作業をしながら次の案件を紹介してもらう
次の工程がわかれば、エージェントの利用がスムーズに進みます。くわしく紹介するので、順番に確認しましょう。
1.Webで会員登録をおこなう
フリーランスエージェントの利用の際には会員登録が必要で、以下の内容を入力する場合があります。
- 住所・氏名・連絡先などの個人情報
- 職務経歴
- 仕事の実績
- 案件の希望条件
事前に情報を整理しておくと、スムーズに入力ができるでしょう。
2.面談とヒアリングののち案件を紹介してもらう
エージェントとの面談では、自身のスキルや経歴、希望条件などを伝えましょう。面談でのヒアリングをもとに、エージェントから希望にマッチした案件を紹介してもらえます。
また、面談は電話やオンラインでおこなえることがあります。遠方に住んでいたり、直接面談するのが苦手だったりする場合は、直接面談する以外の方法が利用できるか確認するとよいでしょう。
3.クライアントとの面談や契約の締結をする
希望する案件を紹介してもらえたら、クライアントとの直接面談をおこないます。面談の日程調整はエージェントが担当し、当日は一緒に面談を受けることが可能です。
契約の手続きは、エージェントが代行してくれるケースが多くみられます。条件交渉や契約手続きなど自分でおこなうのが不安な場合は、事前にエージェントに相談するとよいでしょう。
4.作業をしながら次の案件を紹介してもらう
クライアントとの契約が済み、仕事にとりかかったら、次の案件探しをエージェントにおこなってもらいましょう。案件が終了してから次の仕事を探すと、作業の手が止まってしまい、収入が途切れてしまうからです。
作業の合間をみて自分で案件を探すのは、手間も時間もかかり大変です。エージェントを活用し、自分の作業に集中できれば、クオリティの高い成果物が納品しやすいでしょう。
継続的に案件を獲得するならフリーランスエージェントを活用しよう
フリーランスエージェントは、営業をメインにサポートしてくれます。基本的に1人で活動するフリーランスにとって、営業活動を任せられるエージェントは、心強いビジネスパートナーです。
継続案件の獲得には、高品質な成果物を納品する必要があります。営業活動をエージェントに任せることで、自分は高品質な成果物の作成に集中できるでしょう。高品質な成果品を納品できれば、継続的な案件の受注につながり、好循環が生まれます。
案件獲得や収入の安定化の悩みを解決するには、エージェントの活用がおすすめです。まずは無料で登録し、気軽にエージェントに相談してみてはいかがでしょうか。
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