フリーランスが継続的に案件を獲得するには、営業活動は必須です。フリーランスになりたて、もしくは興味がある人にとって、以下のような疑問を持った方も多いのではないでしょうか？
「営業活動って具体的に何をするの？」
「うまくいく営業方法を知りたい」
実際、筆者もフリーランスになりたての頃は、営業活動のやり方やうまくいくコツがわかりませんでした。
そこで本記事では、実際にフリーランスが実践しているさまざまな営業方法を紹介します。あわせて、営業活動の成功率を上げるためのポイントについても解説します。
いろいろな営業活動の種類があるので、本記事を参考にぜひ自分にあったやり方を見つけて実践してみてください。
フリーランスに営業活動が必要な理由
会社員と異なり、フリーランスは自分で案件を獲得する必要があります。
駆け出しフリーランスの頃は、まだ実績も少ないため営業活動しなければ案件や仕事がなく、結果的に報酬がもらえません。
しかしフリーランスとしてたくさんの実績を付ければ、営業しなくても自然に案件依頼が来る可能性が高まります。
フリーランスが案件を獲得するために必要な営業方法8選
フリーランスが案件を獲得するために必要な営業方法は大きくわけて8つあります。
ひとつずつ解説します。
1. SNSを利用する
SNSを利用して営業活動する方法です。
不特定多数の人に見られ、拡散力が高いという特徴がSNSにはあります。自分自身がやっている活動をSNSで発信したり、仕事を募集したりすると案件をもらえるかもしれません。
自分自身の実績がある場合、それをポートフォリオとしてSNSにアップするのもおすすめです。
2.知り合いに相談する
自分の仕事や案件について知り合いや友達に、相談するのも立派な営業活動のひとつです。
知り合いや友達であれば、お互いに相手を知っているため、安心して仕事の依頼や受注ができます。また、知り合いや友達に自分のやっている活動を伝えると、周りにいる仕事を依頼したい人につないでくれるかもしれません。
あらかじめ広く浅く周りに自分の活動を伝えておくことはとても大切です。
3.クラウドソーシングに登録する
駆け出しフリーランスの頃は、クラウドソーシングに登録して営業活動する方法がおすすめです。
クラウドソーシングとは、仕事を依頼したい人と仕事を引き受けたい人同士をつなぐビジネスマッチングアプリです。仕事を依頼したい人がクラウドソーシング上には多数まとめられており、単価や仕事の内容など案件の詳細がひと目で把握できます。
クライアントとの間にクラウドソーシング側が入ってくれるため、お金を払わずに飛ばれてしまうといった金銭トラブルのリスクもありません。
利用するには手数料がかかりますが、駆け出しフリーランスにはおすすめの営業方法です。
4.企業に直接連絡する
気になる企業に直接連絡して、案件を獲得してみるのもおすすめです。
企業のメールアドレスやSNSに直接連絡してみることで、仕事をもらえる可能性があります。もしくは、企業のホームページにお問い合わせ欄がある場合には、そこから問い合わせてもよいでしょう。
他の営業方法に比べて成功率は高くありませんが、熱意が伝わって仕事をもらえるかもしれません。
5.セミナーに参加してみる
不特定多数の人が集まるセミナーに参加して案件を獲得する方法もおすすめです。
世の中にはさまざまなセミナーがたくさん開催されています。セミナーには同じ目的意識を持った人が集まりがちなので、たくさんの人に自分のことを話した結果、仕事を依頼してくれる場合もあります。
案件獲得につながらなかったとしても、貴重な情報を得られたり新しいつながりを作ったりできるかもしれません。
6.ブログを投稿する
継続してブログを投稿するのもひとつの営業手段です。ブログもSNSと同じで、インターネット上における不特定多数の目に留まる特徴があります。
そのため、自分が今できることや挑戦していること、仕事の募集などをブログに投稿して、少しでも仕事をもらえる可能性を高めることをおすすめします。自分の実績をブログに投稿するのもよいでしょう。
なるべく多くの人に自分の実績を見てもらい、案件獲得のチャンスの窓口を広げておきましょう。
7.フリーランス専門エージェントを付ける
案件を獲得するために、フリーランス専門エージェントを付けてみるのもおすすめです。フリーランス専門エージェントは、それぞれの強みにあわせておすすめの案件を紹介してくれます。
エージェントに伝えられるよう、自分自身の強みやスキルを整理しておくとよいでしょう。
8.交流会に参加する
イベントや飲み会など、各種いろいろな交流会に参加するのも、案件獲得における有効な手段のひとつです。
交流会では仕事や属性など自分とは異なるさまざまな人と出会えます。交流会に参加すると、新しいつながりができ、出会った人から仕事をもらえるかもしれません。
積極的に交流会に参加してどんどん案件獲得のチャンスを増やすとよいでしょう。
フリーランス営業の成功率を上げるポイント
フリーランス営業の成功率を上げるポイントは大きく3つあります。
ひとつずつ解説します。
ポートフォリオを用意する
フリーランスが営業を成功させるために重要なのが、ポートフォリオです。
自分ができることやスキルをまとめておくと、営業時に実績がひと目でわかり、成功率がぐんと上がります。逆にいうと、ポートフォリオがなければ自分の実績を示すのが難しく、成功率も下がってしまいます。
まずは簡単でいいので、自分のスキルや実績をまとめたポートフォリオを作るようにしましょう。
自分の強みを把握しておく
スキルや強み、自身の性格をしっかりと理解して把握しておくことはとても大切です。
自分はどういった分野が得意なのか、何が強みなのかを営業時に伝えると、信頼感アップにつながります。しっかりと自分の強みやスキルを理解しておきましょう。
連絡をこまめに返す
営業の成功率を上げるために、こまめに連絡を返すことも重要です。やり取りの返信が遅いと、相手を待たせることになります。
お互いに心地よいコミュニケーションを取るためにも、適度な速さで連絡を返すようにしましょう。信頼感を高め、営業における成功率のアップにつながります。
コミュニケーション能力をアップさせる
コミュニケーション能力が高いかどうかも、営業を成功させる重要なポイントのひとつです。相手の気持ちを考え、相手が求めている内容を感じ取って伝えてあげたり、相手がもっと会話したくなるようなリアクションを取ったりするなどのスキルを高めておきましょう。
営業時に自分のできることや持っているスキルを正確に伝えるためにも、適切なコミュニケーションの取り方を学ぶのはとても大切です。
フリーランスが営業で意識すべき3つのポイント
フリーランスが営業する際に意識すべきポイントは、3つあります。
ポイント1 報酬額を明確に決めておく
営業する際に、しっかりと報酬額を決めておくのはとても大切です。
仕事をするうえで、報酬面はとても重要です。自分のできることやスキルを考慮して、適切な金額を提示する必要があります。提示する金額を考える際に、案件にかかる時間をもとに、時給で換算してみましょう。工数と時給を考え、いくら欲しいのかを算出することが大切です。
ポイント2 営業の数を増やす
営業数は常に意識しましょう。
フリーランスになりたての頃は、どうしても営業の成功率は高くありません。営業する数が少ないと、成功率は低くなります。少しでも多く案件を獲得するためにも、営業数を増やして取り組みましょう。
ポイント3 自分のスキルを安売りしない
自分のスキルを安売りしないことも意識すべきポイントです。フリーランスになりたての頃は、案件欲しさについつい安い金額で引き受けてしまいがちです。
しかし安すぎる金額で引き受けてしまうと、のちのち自分が苦しい思いをします。
実績作りのために、最初の数件だけ安い単価で受けるのはよくあります。それ以降は。長するなかで、自分が納得する金額で案件を受けるようにしていきましょう。
フリーランスはさまざまな営業方法を試して実績を積み上げよう
本記事では、フリーランスが案件を獲得するために必要な営業方法について解説しました。
主な営業方法として、下記の8つがあります。
- SNSを利用する
- 知り合いに相談する
- クラウドソーシングに登録する
- 企業に直接連絡する
- セミナーに参加してみる
- ブログを投稿する
- フリーランス専門エージェントを付ける
- 交流会に参加する
それぞれの営業方法にはすべてメリットとデメリットがあります。
本記事をもとに、ぜひいろいろな営業方法を試して自分にあったやり方を身に付けてみてくださいね。
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