【起業して7年】人のありがたみを知った一年の振り返り

本日5月6日、誕生日を迎えました。

42歳から43歳へ。

「厄年」という言葉がこれほど身に染みた年は、正直、これまでなかったかもしれません。こんなにしんどい思いをする年があるのか、と。本厄の年がいいことしかなかったから完全に油断してました。後厄に全部まとまってきてしまった感じ。

泉佐野にUターンして8年目がスタート

2018年末に会社員を辞めて地元に戻り、独立してもう7年が経ちました。

今は立場的には「社長」という、偉そうな肩書きがついています。でも、「社長だぞ!」みたいな威圧感とか、組織をデカくするぞというギラギラした野心みたいなものは、正直あまりないんです。

ずっとやってきたのは、ただひとつ。自分と価値観を共有できる人と、一緒に面白いことをすること。

最初は本当に、家の中でたった一人で始めました。そこからじわじわと仲間が増えて、いつの間にか会社の形になって。手作りで、一歩ずつ育ってきた。そんな感覚です。

東京に出て行って、大した成果も出せなかった人間が、皆さんに支えてもらって、今こうして「社長みたいなこと」をやらせてもらっている。本当に、皆さんのおかげ以外の何ものでもないんですよ。

だから、一番大事にしてきたのは、ずっと「人」でした。目の前の人をどれだけ喜ばせられるか。それだけを考えてきた気がします。

ただ、同時に申し訳なさもずっとあって。

僕のキャパの小ささ、器の小ささのせいで、声をかけてくれる先輩や友人を、シンプルに無視してしまっている。もっといろんな人と話したいし、一緒に何かやりたい。そう思いながら、目の前のことに必死になって、全部後回しにしてしまう自分がいる。

本当に、ごめんなさい、という気持ちがずっとあります。

去年、一番きつかったこと

去年を振り返ると、やっぱり一番しんどかったのは「人」のことでした。

ざっくり書くと、一緒にやってきたメンバーとの間で、価値観の違い、方向性の違い、目指すところの違いが出てきて。それで主力メンバーが抜けるという出来事がありました。

かなり唐突でした。2025年は事務所移転など新規事業への先行投資など、勝負に出た年だったので、メンバーが抜けるなんて考えていなかったし、そんな余裕もなかった。

「常に最悪の事態を想定せよ」とか、「特定の個人に依存しすぎるな」とか、経営をやっていると耳にタコができるくらい聞く話です。そらそうやな、とも思う。

でも、うちみたいなベンチャーでできることって、結局「人を信用すること」だと思っているんです。その人に懸けて、背中を預けて、お互いの思いを託し合って「やっていこうや」と進むしかない。そこを最初から疑っていたら、ベンチャーの一番の武器であるスピードが出ないんですよ。

今の時代、AIを使えば効率よく回せるのは分かっています。僕自身がAIの仕事をしているから、「これ、一人でも全然いけるな」と感じる場面も正直たくさんある。

でも、人が関わらないと、面白くならないんですよ。

面白くないならやる意味がない。これは僕のわがままかもしれない。でも、そう思ってしまう。だから、なんやかんやでめんどくさい道を選んでしまうんです、毎回。

結果、思いを託した人と方向性が合わなくて急に離脱という形になって、去年の後半はほぼチームの立て直しに時間や精神力、お金を奪われました。会社のパワーが100だとしたら、一気に30〜40くらい削ぎ落とされた感覚。少人数の組織だから、一人が欠けるだけで出力がそれだけ落ちる。

それを僕が120%でやって、なんとか20%分を埋めた。埋まり切れていない部分は、残ってくれたメンバーががんばってくれて、ようやく埋まった感じです。本当に、残ってくれた人たちには頭が上がりません。ありがとうね!

また、状況を知った方が応援に駆けつけてくださり、本当に心強かったです。この場を借りて御礼申し上げます。

去年を一言でまとめるなら、「人のありがたみと、人の怖さを、両方知った一年」でした。

結局、人なんだな。どういう人と一緒に歩むか、それだけなんだな。そう痛感した年でした。

やっぱり、人が大事

40を超えてから、体力が落ちてきたのを感じます。何でも「おらー!」みたいなパワーで乗り越えるのは、もうしんどい。人を頼るしかないんです。

だから、たとえその先でまた別れることになったとしても、出会いを恐れることをやめよう、と思っています。

年を取ると、新しい関係を作ることが億劫になってくる。腰が重くなる。でも、そこで止まったら終わりだとも思う。新しい出会いに対して、恐れずに真剣に向き合っていくしかない。

今の自分は、出会いによって作られているんです。

大学に行くとき、上京したとき、転職したとき、地元に戻ろうと決めたとき。人生の大きなターニングポイントを振り返ると、全部、出会いなんです。そこで誰かに背中を押してもらって、刺激を受けて、決断が変わって、今がある。

その全部が、良かったと思っています。

去年は大変だったけど、絶望しているわけじゃない。今が一番最高だし、幸せだと思っています。そのきっかけをくれたのも、やっぱり人、出会いなんです。だから、そこにビビって、自分の可能性を狭めたくないんですよね。

今年、やっていきたいこと

今年もいろんな方と出会いたいし、仕事として関わらせていただけたらこんなにうれしいことはないです。

7年間、色々な活動に取り組んできましたが、結局お金をからめてしっかりと事業として立ち上げた方が、大きなことができるし、継続性も生まれるし、みんなが得をする形を作れると確信しました。

近江商人の「三方よし」ってホンマそうで、「売り手よし、買い手よし、世間よし」——この考え方は大事にしたいですね

正直、個人的にはわりと幸せな人生を送らせてもらっています。でも、自分だけが幸せって、なんか違う。周りの人が、地域が、関わってくれている人みんなが幸せじゃないと、自分だけ幸せでも気まずい。綺麗事かもしれないけど、みんなに幸せになってほしいと、本当に思っているんです。

そのために、うちの会社でできることを全力でやっていく。それを今年も改めてやっていきます。

改めて、うちの会社がやっていること

最後に、誕生日ということで、会社の宣伝もさせてください!

毎年やることが変わっていくことで有名な弊社ですが、最近のメイン事業は大きく「動画プロモーション」と「教育」の2軸です。

地域に眠っている魅力や商品を掘り起こして、広めていく。動画を中心にあらゆるツールを使ってきた経験を活かして、クライアントさんの状況をしっかり伺った上で、ベストな企画をオーダーメイドで対応しています。そしてそこで得た知見を、他の業種や個人でも活用できるように教育コンテンツ化して届けていく、というイメージです。

もう少し具体的に書くと、こんなことをやっています。

▶ 制作事業

  • 動画制作(企画・撮影・編集・運用までワンストップで作って広める)
  • Webサイト制作(コーポレートサイト、LP、ECサイト)
  • デザイン(チラシ、ポスター、パッケージ、Webサイト、バナー)
  • AIコンテンツ(AIを活用し、コストを抑えながら効率的な運用を実現)

▶ 広告事業

  • Web広告(Instagram、YouTube、TikTok、Googleなど)
  • TVer広告
  • シネマ広告(イオンシネマ)
  • タクシー広告

▶ 個人向け・起業向け研修

  • IT・AI活用研修
  • デジタルコンテンツ制作研修
  • フリーランス育成(地域移住支援)
  • 子どもプログラミング教室

何か困っていることがあれば、ぜひ声をかけてください。たとえお仕事にならなかったとしても、いろんな課題の解決を考えるのが趣味みたいなものなので、何かとお役に立てると思います。

そして、弊社メンバー全員、修羅場から生還してきたので、今最高に仕上がっておりますぞ!

引き続き、43歳もよろしくお願いします。