コワーキングスペースRocks共同代表の一人である「ろっかく(森下智司)」にインタビューを行いました。
ろっかくは、35歳からフリーランスにチャレンジし、
- 未経験から動画編集フリーランスとして活躍
- 映像制作、カメラマン、講師、農業の複業スタイル
- 大阪府泉佐野市にコワーキングスペースを立ち上げ
を実現させ、自分の可能性を広げてきました。
本記事はライターがろっかくにインタビューする形式で、
- ろっかくの仕事と得意な領域
- 仕事や顧客との関わりで大切にしていること
- Rocksに興味を持ってくれた人へのメッセージ
などについて、聞いていきます。
泉佐野駅徒歩2分にあるコワーキングスペースRocksでは、利用者様やスタッフの声を紹介しております。
Rocksや会員のことに興味をお持ちの方は、ぜひ最後まで記事をチェックしてみてください。
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職業:映像制作 / カメラマン / 講師 / 農業
公式HP:コワーキングスペースRocks
Twitter:ろっかく
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–ろっかくさんの経歴について簡単に教えてください
僕はもともと泉佐野市出身で、大学を卒業してから11年東京で会社員をしていました。
映像の制作会社で2年半ほど働いて、飲食業の会社に転職して9年ぐらい働きました。飲食の仕事が長かったですね。
▼東京時代のろっかく(飲食業の店長時代)
今月末には東京の飲食仲間が
新しい店を出すとの連絡カッコいいよね
こういう時だからこそ
攻めの姿勢は崩さずにいきたい誰も正解なんてくれないし
自分で考えて動いて
正解にしていくしかないんよなぁ!(店長やってた時の写真出てきた) pic.twitter.com/xPfhAX21Em
— ろっかく🌾泉佐野市をフリーランスの街にする人 (@rokkaku0506) June 23, 2020
その後独立したんですけど、最初のうちはほとんど稼げてなかったです。
仕事を辞めて2ヶ月ぐらい経ってから、どうしようかなーみたいなことを真剣に考え出して。
そこから、いわゆるフリーランス的な活動を本格的に始めたんです。
–フリーランスになった当初はどのような仕事をやっていたのでしょうか?
飲食業をやっていたので、はじめは出張料理人などをやっていたんですけど、ちょっと心もとなかったので。
実家の農業を手伝いながら動画編集の仕事を始めたっていうのが、映像制作の仕事のスタートです。
今年で独立して3年目ですが、映像を基盤に仕事を広げてきて、今ではWebのことを全体的にできる感じになっていますね。
–映像制作の仕事はフリーランスになってから未経験で始められていたんですね。
そうですね。映像制作会社で働いていた時は、AD的な仕事をしていたのですが、映像を編集する作業には関わったことはなかったんです。
なんとなく「全体的にこうやって作るんだなー」と知っていたくらいで。
実際に制作技術を身につけたのは、会社員を辞めてからでしたね。
—ろっかくさんは普段どんな仕事や活動をされていますか?
一番メインになっているのは映像系の仕事です。
映像系に加え、メディアの記事や取材を含めたコンテンツ制作の仕事もやっていますね。
そして、コワーキングスペースRocksの運営。
あとは農業が家業なんでやっているんですけど、最近は食用コオロギの飼育もやっています。
他には動画編集講座、フリーランス養成講座などで講師の仕事をしています。
▼動画制作講座 in コワーキングスペースRocks
Rocksで初開催
2日間の動画制作講座終了🙌たっぷり10時間
必要なスキルから考え方まで
徹底的にお伝えしましたこれからそれぞれの
目標に向かって
全力でサポートします!講座を受けた人からの感想は
「松岡修造スタイルみたいですね」
だそうです🔥 pic.twitter.com/idvpbBz3wy— ろっかく🌾泉佐野市をフリーランスの街にする人 (@rokkaku0506) August 22, 2021
–仕事内容が多岐にわたっているんですね!
Webの仕事とリアルな仕事……いわゆる現場仕事と言うんですかね(笑)
パソコンに向かってずっと作業しているとしんどくなるので。
パソコン仕事もやりつつ、現場仕事で体も動かすみたいな。
なので、結構いろんなことをやっていますね。
–Webとリアルの複業でバランスを取られているわけですね。
そんな感じです!
–ろっかくさんはどんな仕事が得意ですか?
一番強いのは映像制作ですね。
映像から派生して写真撮影も得意です。
もともとは映像の編集だけをやっていたんですけど、編集をやっていたら「次は映像の撮影も」という感じで。
映像の撮影もするなら、「写真の撮影も同じカメラでできるし、やるよね」みたいな感じで。
▼ろっかくが撮影した写真
コワーキングスペースRocks
スタジオ撮影会開催📸初めての試みなのでモデル募集してます!
✅概要
9月25日(土)13:00-17:00
1組30分程度(1組1~3人まで)
プロフィール写真、家族写真、物撮りなど
撮影データプレゼント🎁緊急事態宣言下なので予約必須です!
詳細、申し込みはDMまで✨ pic.twitter.com/8lEn7hwCga— ろっかく🌾泉佐野市をフリーランスの街にする人 (@rokkaku0506) September 21, 2021
僕の場合「〇〇がやりたい」というよりは、相手に「こういうことできないか?」と求められたものに「できます!」と返して、結果的に色々できるようになったパターンですね。
–映像以外のお仕事、例えばWeb関係だといかがでしょうか?
パソコン自体も昔から好きでブログもやっていたんですよ。
会社員だった時も自分でワードプレスを使って個人のブログを構築していたから、その時の流れでホームページがちょっと作れたりとか。
あとはブログの文章を書けるからライティングもできたりとか、結構なんでも屋さんみたいなところもあって。
もちろん映像が一番強いんですけど、映像しかできないわけじゃないんです。
お客さんの「こういうことをやりたいんだけど」という要望に対して、「映像だったら〇〇ができる」「ホームページを作るんだったら、〇〇がいい」みたいに。
総合的に提案できたりするのが、今の僕の一番の強みかなって思っています。
–ろっかくさんは「お客さんがやりたいことに応える」ことを大切にされているんですね。
そうですね。自分がやりたいことっていうのが、あまりないんですよね。
「お客さんがやりたいことを実現するために、自分の持っているスキルや経験をどう使えばいいか」みたいなことを常に考えています。
–ろっかくさんが仕事をする上で大切にしていること、心がけ、思いなどを教えてください
とにかく「お客さん第一主義」みたいなポリシーは、ずっとあって。
自分の感性とか感覚とかではなるべく判断しないようにしたいなと思っています。
結局お客さんがやりたいから、僕に仕事をお願いしてくれるわけで。
そこに変に自分の色を入れることって、僕は良くないと思っています。
–しっかりとレシピ通りに料理を作り上げるようなイメージでしょうか?
もちろん、お客さんの方から「もっとあなたのやりたいことをやってください!」みたいな依頼なら自分の色を入れてもいいんですけど。
そうじゃない場合に「何かむりやり自分の色にしてやろう」みたいな考えは本当に無くて。
「お客さんの意思を本当に尊重して汲み取って、お客さんのやりたいことを最大化する」みたいなことは、ずっと意識していますし、それがむしろ強みです。
変に自分の色を入れないからこそ、100%お客さんの立場に立てるというか。
極端な話、やらない方がいいと思った時は「やらない方がいいですよ」って言うんですよ。
お客さんがやりたいと思っても、やりたいことが専門分野じゃない場合って、実際求めてる効果が出るかどうかって、わからない場合があるじゃないですか。
なので「無理にそれはやらない方がいいんじゃないですか」みたいなことも、よく言うんですよ。
–仕事の依頼があっても、お客さんの利益にならない場合は、むりやり引き受けることはしないと。
例えば「ホームページ作りたいんです!」「PR動画作りたいんです!」とか、よく聞かれるんですけど。
「作ってもお客さんが思っている効果が見込めない」って時に、むりやりその仕事をやってお金をもらえたとしても、何の効果もあげられなかったのなら、お客さんからしたらお金を捨ててるだけじゃないですか。
そうなることは、お互い嫌なことなので。
自分がやった仕事が何も生まなかったって、僕も嫌ですから。
そういうことを避けたいようにしたいな、っていうのは思ってますね。
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職業:映像制作 / カメラマン / 講師 / 農業
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Twitter:ろっかく
–コワーキングスペースRocksを作られた理由、きっかけを教えてください
コワーキングスペースRocksを作ったきっかけで言うと、もともと僕が東京から泉佐野市に帰ってきて、1人で仕事をする時期が長かったんですね。
▼泉佐野市にUターンして1人で仕事をしていた時期
動画編集終わりました。
本日21時公開です📹
今回は5月の活動報告をかねて、フリーランスの働き方について。
しゃべりたいことが多すぎで、ちょっと長くなってしまった、、、 pic.twitter.com/y7bigxYuHP
— ろっかく🌾泉佐野市をフリーランスの街にする人 (@rokkaku0506) June 3, 2019
1年くらいずっと家で仕事をしてたんですけど、泉佐野市っていう土地がそもそもフリーランスにすごく向いているなぁと思うようになったんです。
フリーランスの友だちに「泉佐野市いいよ!」って、ずっと言ってたんです(笑)
最初は「ウチに泊まりに来たらいいから、どんどん来てね!」みたいなことをやっていたら、結構来てくれるようになって。
いざ来てもらったら「泉佐野市って今まで知らなかったけど結構いいね!」「泉佐野市すごいね!」って言ってもらえるようになって。
–地元以外の人にもポジティブな評価がもらえたわけですね!
本当に自分でもいいなと思っていたけど、客観的に見てもいいぞ、と。
「泉佐野市がフリーランスの街みたいになったら、結果的に自分も働きやすくなるし、周りに仲間も増えたらやれることも広がるし、そういう風になればいいよね」って思うようになったんです。
それを実現させるためには、拠点が必要だよなぁって。ずっと自分の家でやるわけにもいかないので。
たまたま物件が見つかって「あ!これちょうどいいな!」と感じて、ここ(泉佐野ビル)でRocksを作ろうと。
そして折角作るんだったら「Rocksから新しくフリーランスをやれる人を生み出したい」みたいな考えも出てきたんです。
–コワーキングスペースのテーマやコンセプト、こんな人に来てほしいみたいな考えはありますか?
コワーキングスペースのコンセプトを決めるときに「学び」と「実践」と「コミュニティ」の3つを置きました。
テーマは「チャレンジする人を応援し可能性を広げるコワーキングスペース」。
▼Rocksのオープンにあたってクラウドファンディングを実施し、目標金額の127%を達成
仕事として集まるっていうのもあるんですが、ここから何かを生み出していくこともしたいなと思うようにもなりました。
もし僕自身が何もわからないまま会社を辞めて、一人きりのままだったら絶対こうなれなかったし、今みたいなことはできなかったと思うんです。
フリーランスをやっている人の話聞いたり教えてもらうことができたから、結果的に未経験でもなんとかフリーランスとしてやっていける状態になれたというのがあって。
元々フリーランスをやっている人もそうだけど、これからフリーランスになりたい人、そもそも「どういう風に生きていったらいいのか」みたいなことを知れるきっかけになる場所にもなればいいなと思い、Rocksを立ち上げました。
–フリーランスだけでなく、これからフリーランスになりたい人や新しい生き方を知りたい人が、選択肢を知り可能性を広げるきっかけとなる場所にもしたかったわけですね。
泉佐野市って大阪の中でも地方にある自治体なんです。
東京にいたこともあって思うんですけど、結構田舎だなーと思うので。
学校と家庭以外で新しい価値観に触れる機会って中々無いなとずっと思っていたんです。
新しい価値観にちょっとでも触れる機会があったら選択肢が増えると思うんですよね。
「普通に学校行って、普通に就職する」っていうのは別に悪いとは思っていないです。僕もそうやってきたから。
ただ、「普通に学校行って、普通に就職するしかない」って思うことは良くないのかなと。
会社員もやれるし、フリーランスもやれるし、その中でより自分がベストな生き方とかスタイルを見つけて選べる。
そのためには、まず選択肢を知らないといけないと思うんですよ。
そもそも何も選択肢がない中で、いきなり突き進むことはできないから。
まずは「選択肢を色々提示できる場所になればいいな」っていうのは、本当に強く思ってますね。
—コワーキングスペースRocksを使ってみた率直な感想はいかがですか?
自分で作ったからっていうのもあるんですけど、しっかりと自分の仕事ができるっていうのは、第一としてありますね。
コワーキングの特性上いろんな人が集まれる場所であればいいと思うので、やっぱり明るい感じがいいなって思って、最初は「床は芝生を敷くか!」って言ってたんですよ(笑)
さすがに芝生は敷けないから、黄緑のタイルカーペットを敷いたり、机は木材で作ったりしまして。
建物の外観は普通のビルなんですけど、快適な空間にしたかったので自然を感じられる内装にしました。
あと、個人的なこだわりみたいなものがあって。
ぜひ来店して見てもらいたいんですけど、黒板があるんですよ。
コワーキングスペースRocksのコンセプトとして「学び」があったので、コワーキングスペースとは言いつつ、実は学校とか教室みたいなイメージがずっと僕の中ではあったので、黒板を置きました。
そういう意味でも黒板はRocksの象徴と言いますか、黒板があることで学ぶことへの興味を持ってもらえたらいいなと思っています。
「快適な空間で仕事が捗る、勉強が捗る」みたいなことを意識して、Rocksの空間を作っていますね。
–コワーキングスペースRocksの良いところを教えてください
一番の良いところは駅から近いところですね(笑)
僕の家は泉佐野市内なんですけど、山手の方にあるんです。
車がないと行きづらいし、バスも1時間に1本なので、交通面で便利かというと正直あんまり便利じゃないですね。
静かな場所で良いんですけど、人と会う時は一手間かかってしまう場合もあったりと。
Rocksは泉佐野駅から歩いて2分の立地ですし、周りに飲食店やスーパーもあるし、関西空港にも15分くらいで行けるから、めちゃめちゃ便利ですよね(笑)
人と会う仕事も増えてきたから、外出してすぐに戻ってこれる基地的な感じで使えるので、僕はやっぱりこの場所にRocksを作って良かったなって思っていますね。
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–ろっかくさんの今後の目標、やってみたいことなどを教えてください
泉佐野市がフリーランスの街になればいいなとずっと思っているので、Rocksをきっかけにフリーランスを広めていきたいというのは、今一番やってみたいことですね。
出来たばかりで、まだまだRocksを知ってもらえていないのもありますが、そもそも「コワーキングスペース」という存在自体、まだまだ知られていないことが運営してみた感覚としてあります。
泉佐野市で「こういう働き方あるんだよ」とか、「新しい生活スタイルあるんだよ」っていうのを、どんどん発信していくことが大事なのかなって思っています。
▼コワーキングスペースで新しい働き方を実践する会員の皆さん
祝日なのにがんばっている
フリーランスの皆様🙌ひとりじゃないからやれるよね!#コワーキングスペースRocks pic.twitter.com/NbA77P6X7m
— ろっかく🌾泉佐野市をフリーランスの街にする人 (@rokkaku0506) November 3, 2021
「それ、いいな」と思ってもらった人が、Rocksにも興味を持って来てくれると嬉しいです。
パンデミックが起こって、生活とか仕事のやり方とか、色んなものが変わっていく中で、「こういう生き方だってあるんだよ」みたいなメッセージを提示していくことが、Rocksで実現できたらいいんじゃないかなって、一番思っていますね。
–最後にコワーキングスペースRocksへ行ってみたい人へメッセージを!
僕自身が新しいことを知ることで、自分の世界がすごく広がった経験があるんですね。
そういう意味でも、まずは興味で全然良いと思います。
「そういうのもあるんだ」っていう興味本位で来てもらうだけで、世界って広がるので。
新しい世界を開きに来るみたいな感じで、Rocksに来てもらっていいんじゃないかなと。
僕もだいたいRocksに居ます。
聞いてみたいことがあれば、気軽に来てください!お話しましょう!
そこから自分の中でちょっと変化を起こしてきたら、すごい面白いことができますし、そういう人たちが増えてくればRocksとしても面白いことができるかなーと思ってるんです。
ぜひ、まず一度訪れてもらったらいいかなと思います!
よろしくお願いします!
–ろっかくさん、ありがとうございました!
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現役フリーランスの方はもちろん、これから新しいチャレンジをしたい方にもオススメな環境です。
ちょっとした興味での見学やドロップイン利用も大歓迎!
コワーキングの見学は無料でご案内できますので、お気軽にお越しください。
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●話し手:ろっかく(森下智司)
●聞き手:みっきー
●編集:コワーキングスペースRocks(株式会社ろっかくプロダクション)