YouTubeをはじめ、最近ではTikTokなど、ますます盛り上がる動画コンテンツ。
今回はその基礎となる「動画編集スキル」を習得する講座を行いました。
- 2日間で実践で使える編集スキルを身につけたい
- 独学でつまずいているけどなんとかして動画を編集できるようになりたい
- YouTubeなど自分のプラットフォームを持ち、動画を通して発信していきたい
- スキルだけでなく、案件の取り方や営業方法など仕事に関することも知りたい
そんな方にはぴったりの講座です。
講師はRocksの発起人でもあるろっかくさん。さっそく、実際に講座を受けてみた感想をレポートしていきます。
動画編集業界の現状・考え方
自己紹介を兼ねたアイスブレイクからスタート。今していること、講座を受講したきっかけや理由などをみんなで話せたことで雰囲気が和やかになり、緊張も解けました。
プロローグでは動画編集の仕事の現状や選ばれる編集者になるための心得などを教えていただきました。新しく何かを始める時はどうしてもスキルや稼ぎに目がいきがちですが、本当に大切なのはマインドの部分であることを改めて実感。
動画編集基礎「PremiereProの基本的な使い方」
午後からはいよいよ実践へ。編集にはAdobeの「PremierePro」というソフトを使いました。
動画編集者の中では世界で最も使われているソフトです。映画やテレビなどプロの現場でも活躍しているので、私が初めて見たときはその機能の多さにびっくりした記憶があります。
YouTubeなどで流れている動画の作り方を一から知って思わず「おお〜!」と声を漏らす参加者。制作の裏側を知ると感動で思わずテンションが上がることはよくありますよね。
動画編集というと映像にばかり気を取られがちですが、音声も重要なポイント。ろっかくさん曰く「大き過ぎても小さ過ぎても、見る側は苦痛に感じるので気をつけるように」とのこと。
その後、不要な部分のカットやテロップ・BGM・効果音のつけ方をレクチャー。1日目で一通りの操作を習得できるまでに成長しました。
1日目の最後には「15秒ほどの動画を編集する」という課題が与えられました。基本操作に加えてたくさんのテクニックも学んだとしても、アウトプットなしでは身につきません。
「初日で学んで100点の作品を目指すよりも、とにかく自分の作品を多くの人に見てもらうことがなにより大切」と力説するろっかくさん。皆さん夜遅くまで熱心に課題に取り組んでおられました。
講座の終わりにではなく、その日学習したことをその日に課題で取り組むのは最高のアウトプット方法だと思いました。
動画編集応用「エフェクト・アニメーション」
前日の課題をみんなでシェアしつつろっかくさんからフィードバックをいただくことに。15秒ほどの動画ですが、作品の仕上がりは十人十色で見るのが楽しかったです。
前日の学びをしっかり課題に活かせており、みんなの完成度の高さに思わずびっくりのろっかくさん。ほとんど指摘することがなく、いい意味で困っていました!
2日目は昨日学んだことを土台にして応用を学んでいきます。
料理で例えるなら、スパイスでさらに美味しくさせる段階。アニメーションなどをつけてさらにおもしろく、飽きさせないような動画作りの方法を知りました。スパイス同様、動画もアニメーションをつけすぎると、視聴者をしんどくさせかねないので適切に使う必要があるとのこと。
動画編集実践「撮影・デザイン・営業」
午後は撮影やデザインについて。テロップのつけ方次第で動画の見やすさも変わるので、デザインの基礎を知っていて損はないです!
他にも動画編集者としての仕事の受注方法・営業方法・提案文の書き方などを教わり、案件獲得までの過程を掴めました。編集方法を学んで終わりではただの趣味になってしまいますからね。
講座の最後に2日間の感想を各自シェア。ある参加者の方は、「編集ソフトを触ったこともなかったのではじめは不安しかなかったですが、今は講座に参加できて本当によかったです!」と大満足の表情をされていました。
動画編集講座を受けての感想
2日間の講座を受けて、私自身知らないことがまだまだたくさんあったことを実感しました。
「このテロップってどうやって作っているのかな」
「もっとおしゃれな動画を作りたいな」
「見やすい動画にするにはどう工夫すればいいかな」
そんな漠然とした疑問がすべて解決できたことで今までのモヤモヤがすべて解消。「編集が難しいのではなく、ただ編集方法を知らなかっただけ」だったことに気がつけたのは私にとって大きな収穫でした。知らないから出来ないだけで才能がないからできないのではないことを講座を通して教えられました。